遺伝子検査とDNA鑑定の違い – どう違うのか


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最近よく耳にする遺伝子検査と何が違うのでしょうか

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遺伝子検査とDNA親子鑑定の違い

結論から申し上げますと、遺伝子検査とDNA鑑定は異なるものです。

ヒトの遺伝子は直接、間接にヒトの生存に関わるDNA配列のことで、主にたんぱく質の設計情報といえます。
これは人類共通の情報ですが、すべてがまったく同じということでなく、人により部位に変異がある場合もあり、その変異がグループ化できる場合もあります。
変異が病気に直結する場合、遺伝病として発現しますが、表面上、まったく病気を表さない変異もあります。
変異をグループ化できる場合、形質のグループ化も可能であろうかとの探求の研究がなされています。
遺伝子検査は欠損検査、グループ化検査に直結することからインフォームド条件で慎重さが要求されます。
ヒトのDNAは1本の糸に例えられますが、その一次構造は遺伝子領域とそうでない領域 (遊びの領域)が交互に連なって形成されています。
DNA親子鑑定は遺伝子領域でない遊びの領域のDNA検査です。したがって、遺伝病や形質に関わる情報とは無縁の検査といえます。
遊びの領域に人類共通の情報があることが発見されました。それはDNAの「ある特定の連なりを一単位とする繰り返し配列」が存在し、しかも繰り返し度数が人によって異なりグループ化できること、グループ数が「少なくなく」存在すること、また、母と父から個々に一つずつ遺伝するということもわかりました。
さらに、いろいろなDNAの部位に異なった「ある特定のDNAの連なりを一単位とする繰り返し配列」が多種類存在することもわかりました。
この研究の成果が親子鑑定、個人のDNAプロファイリングに使われるようになったのです。

繰り返し申し上げますが、DNA親子鑑定に用いるDNAの部位は遺伝子領域ではありません。
個人の遺伝子欠陥や形質を検査する遺伝子検査とはまったく異なるということです。


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